ウクライナ情勢の悪化。急激な円安。これらによって、ロスカットリスクが高まっている状況になにかできないかなと考えて、調べた結果、鈴さんの円安シフトを参考に私も行動することを選びました。


<1. ヨシケイ式円安シフトのルール>

円安シフトを発動するのはトラリピでの運用のみ。トラリピ以外の資産運用は影響なしなので、トラリピをとにかく生かすことを目的にやります。

マネースクエア ポケトラアプリ用


①参考にしたサイト
個人的に参考にさせていただいたのは鈴さんのサイト。

<鈴さん@semiritaia_suzu のブログ>


丸パクリをしようかとも考えましたが、自分のポジションと違うのであくまで考え方を参考にしました。

②解除タイミング

・米の利上げ終了 or 日本の利上げ開始
 →円高方向に相場が動く可能性が高まるため。
・EUR/JPYとCAN/JPYの評価損が円安シフトによって相殺できる場合
 →ロスカットリスクを避けるために運用するので、変にポジションを持ち続けて利益を狙おうとすると失敗する可能性があるため。


③運用ペア

・USD/JPY、CAN/JPY、EUR/JPY
 →USD/JPYとCAN/JPYはまだまだ利上げの可能性が高く、円安シフトの効果が高いと推測。
  USD/JPYとCAN/JPYは100本のトラップを設定して、運用を行います。
 →EUR/JPYをやらない理由は、ウクライナ情勢の変化によって、影響が出る地政学的リスクがあると感じたから。
  └2022年4月21に円安シフトで得られた評価益で不要なポジションを一部解決できたことから、EUR/JPYも運用に追加。
  └EUR/JPYも50本のトラップを設定。
 →利益金額は、自動で決済されないように適当に50,000円とかにしておきました。
  自分のタイミングで決済させます。
 →トラリピの「リスクシミュレーション」を使用して、円安シフトを発動したときの維持率も確認。ロスカットにならないことをチェック。
  ※リスクシミュレーションは下記場所で使用できます。
   トラリピのマイページ
   └MENU
    └ツール
     └リスクシミュレーション

・各設定の詳細は下記の通り。

<USD/JPYの場合>
注文金額 0.1万通貨 0.1万通貨
売買
レンジ
128.000~131.960
-
トラップ間隔 0.040(100本) -
利益金額 50,000円 -
決済トレール設定しない -

<CAN/JPYの場合>
注文金額 0.1万通貨 0.1万通貨
売買
レンジ
100.000~104.950
-
トラップ間隔 0.050(100本) -
利益金額 500円 -
決済トレール 設定しない -

<EUR/JPYの場合>※2022年4月20日に設定を追加
注文金額0.1万通貨0.1万通貨
売買
レンジ
138.000~139.960
-
トラップ間隔0.040(50本)-
利益金額500円-
決済トレール設定しない-

<2. 運用するにあたっての心構え>

当面は円安シフトを行い様子を見ながら運用します。
やるべきことは明確で、評価損の解消とロスカットリスクの軽減が目的。円安シフトの効果によっては評価益が出る可能性がありますが、そこを狙うことは狙いません。

調子に乗って決済のタイミングを逃すことが一番もったいないです。

「頭と尻尾はくれてやれ」の精神で、まずは、自分の命を大事に運用したいと思います。

<3. 途中経過(2022年4月28日18時時点)>

途中経過を表形式にしてみました。



■2022年4月28日18時時点
週明けから円高方向に動いていたため、円安シフトそのものがいらない?と思いながら運用していましたが、4月28日に黒田総裁の発言により急激な円安へ。いらないポジションを減らしながら利益も稼ぐことが出来ました。
まだまだ円安方向に進む流れなので、ポジションを減らしながら様子を見ていきたいと思います。

■2022年4月22日15時時点
少しずつ円高方向に動いている状況ですが、利益はきっちり確保しつつ、いらないポジションを処分してます。土日を挟むため、買いポジションをあまり調子に乗って持ちすぎないことを意識して行動していきたいと思います。

以下、過去のコメント
■2022年4月21日14時時点
G20の動きがきになる状況ですが、3通貨で円安シフトを行うとそこそこの値動きは確保できている状況。EUR/JPYは0.1万通貨損切りしましたが、利益と相殺できています。むしろ利益のほうが上な状況なので、順調にポジションを減らしながら利益を確保するという理想な状態。

■2022年4月20日12時時点

4月18日~4月19日夜にかけて設定していた円安シフト(USD/JPYとCAN/JPY)が急激な円安に進んだため、約8万円分の評価損の解消+約1.2万円分の評価益を生み出し、一旦利確。利確した理由はNY市場が開いてから思ったより急激に円安に動かなかったので、維持率200%を切った状態で一晩過ごすのもリスクだと感じ、一旦利確しました。利確後、再度トラップを仕掛けて一晩放置。翌朝円高方向に少しだけ戻っていたので、利確の恩恵を受けれた形。

 現在の円安シフトの効果:+12,701円

不要なポジションも減ったので、EUR/JPYも円安シフトに追加するのは有りと判断し、トラップを設定し現在に至ります。

この運用は、あくまで評価損を解消することが目的なので、調子に乗ってポジションを持ちすぎないことを心がけたいです。